【 覚えの悪さは日本一 】

人間は皆なんらかの弱点の幾つは必ず持っているもの。
私も他の人に負けず劣らず、複数持っていることを自覚している。
筆頭は「覚えの悪さ」である。自分でもびっくりするくらいなのだ。
まさに、自慢にはならないが日本一じゃないかと感じている。

只少々心配してるのは、この「覚え:記憶能力」の低さと、いわゆる
認知症」とは違いますよね?
よく調べていないので良くわからないが、基本的に違うと信じてる、
いや信じたい。

この「覚えの悪さ」で恥をかいたり、困ったりしたことは沢山ある。
以前会社勤め時、デパート営業に行った際、話相手のバイヤーの名前が
突然思い出せず、あたふたした事があった、しかも度々。
その都度なんとかその場は持ち前の「適当さ」で逃げ切ったが、
冷や汗もんであった。
傾向としては、顔は覚えているが「名前」がでてこないことが多い。
なのでテレビドラマ、特に好きな推理サスペンスなどを見ている時、
出演者の名前が出てくるが、その名前が誰だったか解らなくなるので、
ストーリーが支離滅裂になってしまう。
しょうがないので、恥を忍んでママに大切な部分は、○○って誰だったけ?
とききながら見ている始末である、誠に始末が悪い。
又ミュージシャンでは、顔はわかるが名前が出てこない。
これも他の人に説明する時など、誠に不便である。
どちらにせよ、あまり良いことはない。

あえて、その事で「良い」と思ったことは、過去に見た「映画」でも、
初めて見るがごとく新鮮に鑑賞できることである。
なにか得をしたような気分に思えるのだが、自然に考えると、
ただの「アホ」って事ですよね。
それと、過去の出来事で思い出したくない「悪い事」も見事に
忘れちゃうのです。
ですから、過去のことで、あまりくよくよすることはありません。
これも良く考えてみると、如何なもんか?ですね。

時に記憶力の良い人の脳の状態はどなっているのか?をふっと考える
時がある。
脳の記憶しておく(しまっておく)部分が情報分量が多くなり過ぎて
「爆発」してしまはないか?
なんて、つまらぬ心配をするのだが。
そうならぬ様、動物の脳はうまく作られているのでしょう。
脳の仕組みは原理的に違うのでしょうね。
「馬鹿の考え休みに似たり」です。

と云うわけで、衰えを少しでも減らすべく対策もしています。
そのひとつが、日記を書いています。役に立っているのかは、
いささか疑問ではあるが。
「あれ、昨日の夕飯な何を食べたっけ」など、馬鹿みたいな事ですが、
毎日苦闘している次第です。