【 京都御所;拝観 】

「老後は京都見物をしよう」と楽しみにしていたが、いざ老後を迎えたら
ほとんど実行してない。
面倒くささがやはりある。他に天候などにも恵まれなかった、何時でも行ける。
こんな混雑したなかをなどにわざわざ。など、自分の行動力のなさを正当化
する理由は様々ある。
しかし「秋になったんだから」と意を決し重い腰をあげ「京都御所の拝観」に
申込をいれ、ママとPM1:30からのコースに行ってきました。
なんせ、我が家から20分の距離。いわば「マイ庭園の散歩」のようなもの。

この日は日光がきつく、日陰を選んで歩いた。所要所間は1時間、
ガイドさんが説明:案内をしてくれる。
地面はほとんど砂利道で歩きにくい、本当にこの道を歩いていたの?
と不思議に感じた。
確かに、説明を受け見学すると成程と知識がふくらむような満足感はある。
ただ印象としては、もっと豪華な広々としたイメージがあったのが、
「誠に質素」少々落胆した。
だって、日本国の中枢を担ってきたとこでしょ。なのにこんな狭いところで
生活をし、執務をとっていたのか?
あと、現在は使用していないので、現実味というか生活感がないので
余計そう感じたのかもしれない。
それと肝心な場所は「立ち入り」禁止。
そこ、そこに行かなけりゃ意味ないよ!と思うのだが、保全管理の意味から
止む得ないなのだろが、少々がっかり。

参加者の殆どは、修学旅行の高校生であったが、なんと言いましょうか
不快なのです。
主に男子生徒の一部であるが、ズボンを腰の下までさげ、ぼさぼさ頭で
靴の踵を踏みつぶし埃をまき散らし、スリッパのように引きずり歩く。
しかもだらだらデレ~~ンと。
体は大きいので、無視できない不愉快さが爆発してしまう。
いつから日本はこうなってしまったんだ!
これも我々の育て方が悪かったのか?(ある種の平和ぼけか?)、
首を傾げるとこである。

帰り道、烏丸一条にある「とらや」に寄って「栗あんみつ」をいただき
帰った(ママは「磯辺焼き餅と煎茶」のセット)。
いつ行っても美味しいし、気分が良い。
たかが「あんみつ」だが、寒天などすべてに手を抜かない姿勢に感服する。
店を出、10分歩き我が家に帰還。
秋のレクレーションのスタートでした。