【白鵬 32回優勝】:心・技・体の研鑽
いっとき大相撲は不祥事をおこすなど、
人気は下火になったが、ここ数年において
再度高まってきた。まっこと良いことだ。
その要因はいろいろあるのだが、
外人相撲力士を含め「強い力士の台頭」があり、
見ていて面白くなっていている。
その中での、今回の白鵬の32回優勝はまさにそれ。
あの大鵬に並んだのだから、凄い。
優勝会見の時の表情はまさに 「感無量」。
見ている、私の目の方が潤んでしまいました。
そのインタビューにおいて、
「大鵬さんの教え、言葉の中からどんなものが頭をよぎっているか?」
の質問での返答が下記の通り。
天皇賜杯32回という大記録は、私、場所前から思っていたことがあって、皆さんにも聞いてもらいたいのですが、15年前に(体重)62キロ だった小さい少年がここまで来るということは誰も想像しなかったと思います。この国の魂と、相撲の神様が認めてくれたからこの結果があると思います。そし て明治初期に断髪事件が起きた時、大久保利通という武士が当時の明治天皇と長く続いたこの伝統文化を守ってくれたそうです。そのことについて、天皇陛下に 感謝したいと思います。
なんか凄くありません?
人間的な大きさ、強さ、精神性が全て備わった凄さを
感じました、まさに「これぞ 横綱」ですね。
御存じの通り白鵬はモンゴルの出身。
遊牧民の体質が相撲には適しているのだろう。
休みなしの全場所出場など、凄いことは沢山あるが、
向上心に対する真摯を姿勢を私は特に尊敬している。
さて、この優勝回数はどこまで伸ばせるのだろうか、
40回は制覇すのではないか、と思うが・・・・・。
いや、それ以上かな?
今場所で注目した力士の評価は。
「鶴竜」 よくやったが、真の強さの安定感には届かなかった。
「日馬富士」目の負傷にこらえよくやったな~。
「稀勢の里」次の横綱をねらって欲しいとこ、ウ~~ン。
「豪栄道」 なんとかしなくっちゃね、やはり、ウ~~ン。
「逸ノ城」 素質は凄い、勝ちを狙わず基本をしっかり。
「宝富士」 憎めない人、着実に力をつけている その調子。
「照ノ富士」素質充分 頑張れ。
「高安」 大関までもう一息。
「千代鳳」 オッシ、オッシの気合通りに結果を。
「遠藤」 勝ち越しはなった、起ち会いのあたりの強さを磨こう。
「旭天鵬」 40歳なんのその、頑張ってほしい人。
さて2015年の大相撲は、如何あい成りますでしょうか?
また両国国技館にいって観戦したいと思っている次第。