やっぱ 良いっす!  

先日購入した
BOB DYLAN & THE BAND(The Basment Tapes)

 男子にとっての秘密基地は特別な場所。
そこは、ワクワクときめくワンダーランド。
その秘密基地(ビック・ピンク)にこもって

ふふとほくそ笑みながら
ホークス(ザ・バンド)の面々と過ごした至福な一時。
ディランが愛聴していたトラッドやカントリー、
ポップソングのカバーを何物にも束縛されない
リラックスした解放感のなかでセッション。
その「曲の数々」と「その場の空気」共々
録音したテープを編集した貴重なアルバムです。

先日このアルバムに対して
「う~ん、もひとつ」かな?と書いたが、
よくよく聴いてみると、
どっこい「良いっす!」でした。
「彼らの私生活を覗き見している」スリルと
聴いてる私も参加したような高揚感を共有したようなアルバムでした。

私は年金生活者の身、
「デラックス・エディション」には手が出ません
でした。「スタンダード・エディション」を購入。
いやいや、充分堪能できました。

しかし「転んでも、ただでは起きぬディラン様」
67年以降、忽然と姿を消したディランは
バイク事故の療養生活を送りながら、
その合間をぬって遊びのつもりでやっていたいわば練習曲を、
たまたま、ガース・ハドソンが録音していた。
それが、このCDだもんね。
なにをやっても  そつがない、
いやいや、恐れ入ります。
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