怠け者の付け

転ぶは易し 起きるは難し


先日ママと一緒に「整形」の診察を受けた。
4~5年前からの腰痛の相談のためである。
担当医師が女性と知って、下心に(親切・親身)
のたぐいを期待したこともあった。

期待した通り優しい応対でスタート、
早速「レントゲン」をとり、次が診察。
その診察でのこと。
私は救いを求め「自分の窮状を説明」。
続けて医師の返答:「そうですか・・・・」
「でもレントゲンには何の以上もありませんが?」。
即、すがるおもいで質問:「では、原因は?」。
次の返答にギャフン:「怠け者の付けですね」と
一刀両断、真実を突く糾弾がくだされた。

(誰でも年齢と供に筋肉が弱りますから・・・)と
なにげにフォローしてくれたが、
「出来る簡単な筋トレから頑張って下さい」
「68歳ですよね、弱音はまだまだ!」と
励まされた様な、けなされた様な診察結果であった。

さっそく「腹筋・背筋トレーニング」をネットで検索。
現在、「ウォーキング」と簡単な
「腹筋・背筋トレーニング」を続け頑張っているが、
目立った改善らしき結果は「ない」。

「文明」の一部は「人間の楽をしたがる要求」から
始まっているようにも思う。
そう、人間は無意識に「楽を求めてしまう」のだ。
でも、その結果「怠け者」=「虚弱人間」になる。

その結果の付けを克服する労力には
とんでもない「時間と忍耐」が要求される。
まさに「転ぶは易し 起きるは難し」である。
70歳を迎える頃まで毎日こつこつと頑張り、
姿勢のしゃんとした、まともな老年期を
迎えることを目標に
懺悔の「償いトレーニング」を続けます。